発言小町のトピに対する独り言

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いじめられっ子だった息子がいじめっ子になってしまっていた

いじめられっ子だった息子がいじめっ子になってしまっていた

【トピック内容】
息子は気が弱く大人しい性質で、小学校3年生までよく苛められていました。

「気が弱すぎるからいじめられる。強くないと社会でもやっていけない。」

と、担任の先生の助言で柔道と空手と剣道を習わせ、塾通いをさせました。
母子家庭で家計は楽でもなかったんですが、社会に出たらやっていけないと言われたらそうかもと思いました。
成績も伸び、サッカー部でもレギュラー、気が弱く大人しい面がなくなり、誰とでも話せる明るいクラスの人気者になりました。
すごくよかったと思っていたのですが・・・。

中学二年になり、同級生のA君のご両親からうちの息子に苛められていると訴えがあったと担任の先生からお話がありました。
息子を問いただすと

「あいつ見ているとイライラするから無視しているだけだよ。」

と言うのです。
まず事実関係は息子が大人しいA君を無視、クラスのリーダー格の息子が無視するのでクラスメイトも無視、A君のお友達も空気を読み、A君を無視するようになる。という感じらしいです。
A君は現在不登校です。
担任の先生とA君のご両親、私と息子+A君を率先して無視した息子の友人BC+ご両親と話し合いをしました。

「ごめんなさい。」

と謝ったのですが、その態度は謝っているように見えないと、A君のご両親が立腹され、話し合いは決裂しました。
息子に無視はよくないことだ、やめるようにと反省しなさいと怒っても、母子家庭で目が行きとどかなかったのが悪かったのか

「俺は悪くないよ、Aが気が弱くて大人しいのが悪いんだろ?俺がいじめられた時先生もお母さんも俺が気が弱くて大人しいからいじめられるっていったじゃん。」

と聞きません。
今現在もA君は不登校の状態です。
何度言っても反省しない息子を育ててしまった私は一体どうしたらいいのでしょう?

【独り言】
トピ主様のレスを4つ見ました。

よくやった!と言ってやりたい気がします。
が、ちょっとやりすぎかな、とも思いました。

まぁそれもこれも、周囲の大人が闘い方を知らなかった故のことです。
言っても仕方ありません。
子ども社会を生き抜くために息子様は必死だったということです。

残念ながら子ども社会ってのは複雑です。
やられっぱなしの人はやり返さない限り、その現状を変えることが出来ません。
息子様はそれを見事に達成したというだけのこと。
無視というのも、示し合わせてるわけでもなさそうですし。

ただ、私なら息子様とやらには上には上がいることをきっちり教えこみたいところですけどね、って他人事かな。

小学生の頃からスポーツを掛け持ちでやることは相当にしんどいことです。
小学生なりの本気というやつがあって、本気で取り組んだ結果を否定するのは間違えてます。

あれこれ綺麗事を言ってますが、そんな簡単な子ども社会ではないですよ。
大人社会でもいじめに困ってる人だからけなのに・・・という感じがします。
綺麗事のレスをしている人は、所詮、「強さ」や「優しさ」を知らない人の発想です。
学校の先生と大して変わりません。
いじめはダメですよーと言うのに、いざという時は得意の知らぬふり、見て見ぬふりですよね(笑)

しかし、今回の件、息子様の周囲には親を含めそれ以上の器を持った大人がいなかったということが残念なところです。

ロールモデルがないと子どもは自制することが難しいです。
自分より強い人がいて、真に逆らえない人がいないと、中途半端になってしまいがちです。
空手や柔道をしてるなら、その道で先を見据えるようにするといいと思います。
そして上には上がいることを知れば、そのうちそのようなことは出来無くなるので、その道を進ませたらいいのではないでしょうか。
まぁいずれ頭を打つことになると思います、そんな甘い世界ではありません(笑)
その時にまた一つ成長するのではないでしょうか、そんな気がします。

今は、そのA君とやらに謝ったりすることは出来ないでしょう。
そして、トピ主様が息子様やA君に謝ったところで何も変わらないでしょう。
自分がいじめられないように必死だったこの数年を否定することになりますからね、かなり難しいことだと思います。
とは言え、A君からすれば、息子様のそんな過去のことなんて知ったこっちゃありません。
だから、表面上だけでも強引にでもやめさせるべきなのかも知れません。
そして、今はもっと上を見据えた話をすべきだと思います、そして大海を教えてやるべきです、そんなことを思います。

話が飛びますが。

しかし、瀬田宗次郎のような息子様ですね(笑)
るろうに剣心の話ですが、このあたりをよく見られてはいかがでしょうか。
心の痛みを体験したことのない人でもその辛さはよく分かるのではないでしょうか、そんな気がします。